バイクに乗る以前から革製品やレザークラフトに興味がありました。
と言うのも、なぜか僕の周りにはレザークラフト大好きで財布や小物などを自作する先輩が別々のグループで数人いて自作の革製品を見せて貰う度に、革財布欲しいなーとかいつかはレザークラフト始めたいなーと思いつつ早数年。
もちろん財布やアクセサリーだけでなくライダースジャケットも興味があるのですがなかなか手が出せずにいました。
そんな中以前のブログで紹介したW650に乗る先輩もレザークラフトマンでして、再会後もちょくちょくお茶したりお家にお邪魔してバイク談義やレザークラフトの話をさせて貰っています。
先輩のレザー作品を見せて貰ったり何年も着込んでライダースジャケットを見せてもらっているうちに、いつか買おうと思っていたライダースジャケット欲が沸々と湧いてきました。
やっぱりハーレーに乗るからには革ジャンは1着欲しいなと。
しかし本革のライダースジャケットは10万円以上の世界で中々手が出せないのも事実。
そこで先輩からとても良いアドバイスを頂きました。
・先輩と僕は体型が似ているのでサイズは32が合う(一般的には34〜38)
・しかしこのサイズは本場アメリカやイギリスでは着る人がいないから中々売っていない。
・それでも日本のショップが32をオーダーしていて国内には流れている。
・その32を買ったものの小さすぎて入らなかった人達がオークションに流している。
・オークションに流れているものは着ていない(着れない)ので状態がとても良いのに安い。
それを踏まえて32のライダースジャケットを探してみると、34に比べて明らかに数は少ないけど写真を見る限り綺麗なライダースジャケットが出てきます。
その中でライダースジャケットを調べると必ずと言って良いほど出てくるschottと言うブランドのライダースジャケットが。
前のオーナーさんも1度しか着なかったようで状態は良いのに定価の1/3の値段。
しかし残り日数は5日。
とりあえず入札し、毎日見守っていると一向に他の入札者が出ない日数だけが過ぎていく。
そしてそままあっけなく落札。
運が良いのか悪いのか、シーソーペグと言い今回のライダースジャケットと言いブログ的には何も面白くない形で落札完了。
更にSW明けの発送だと思っていたがその日のうちに出品者様から発送完了のご連絡が。
宅急便屋さんの追跡番号を調べると
出品営業所⇒地元営業所←荷物をお預かりしました。
の文字。
その日の夜、Tシャツ1枚で寒さを堪えながら地元営業所に向かうと。
宅急便屋さん:これはまだ輸送中の意味ですね☆
おい、この肌寒さを堪えたナイトランは何だったのか。
しょんぼりしながら再び肌寒さを堪えて帰宅し、翌日のお昼に荷物は届きました。
出品情報に記載されていたサイズでは肩幅に不安がありましたが、着てみるとジャストフィット!
今回購入したジャケットはschottの618。
同じくschottの定番品でワンスターと言われる613のエポレットに星のスタッズが付いていないバージョンのようです。
schott 613
今まで着たことの無い本革のライダースジャケットは硬くてゴワゴワしていてお世辞にも良い着心地とは言えませんが、身体を守ってくれてる感じはします。
と言うことで早速Tシャツにライダースジャケットを着て走ってみました!
SW中はどこの道も混んでいて、宮ヶ瀬に着くと何かのイベントをやっているのかというぐらいの車とバイク。
普段は人が少ない平日にしか来ないのでバイクが多いとワクワクします!
そして見知らぬハーレーがやってくるとなぜか883Nの横に着けていき、最終的に4台のハーレーが横並びに停まりました。
スタンド使い達が引き寄せられるようにハーレー乗り達も引き寄せられるのでしょうか?
全く知らない人達ですが、停めるなり「これ新車?カッコ良いね!」と褒めてくださり嬉しかったです。
出発する前にセキュリティークラッチを取り付けるととてもビックリされていて、話していた方と一緒に来ていたハーレー乗りの方も雑誌では見たけど実物初めて見た!と大盛り上がり。
そのまま宮ヶ瀬を後にして多摩境のライコランドでコーラブレイクを挟み帰宅。
バイクから降りるととても暑いですが、走行中は肌寒さを防ぎ適度に空気を入れてくれるので、この時期や春先はとても良い走りやすいジャケットですね!
これから着込んで行ってもっと身体に馴染むのが楽しみです。
因みにライダースジャケットはアメリカとイギリスでデザインが違うようで、アメリカはハーレーのような大陸を横断するゆったりとした乗り心地、姿勢のバイクで丈は短い。
schott 613など
一方イギリスはカフェレーサーの影響でセパハンにバックステップのバイクに張り付くような姿勢なので屈んだ時に腰がはだけてしまわないように丈が長い。
ルイスレザー ライトニングなど
物凄いざっくりですがそれぞれの国でライダースジャケットは進化をしているようです。
コメントを残す