マルチタスクをやめたら生産性が上がった話

集中力のなさはマルチタスクが原因だった?

小さい頃から集中力がなくて、学校の宿題も夜遅くまで終わらず両親から怒られていました。
今考えてみると、テレビを見ながらだったりやりたいゲームがすぐできるようにスタート画面で待機させていたりと、宿題とテレビやゲームのマルチタスクになっていました。
これでは気が散っちゃって宿題も終わらないですよね。

マルチタスクの弊害

同時に2つの作業を行うことで効率的に作業を終わらせるマルチタスクですが、ここ数年本当は生産性上がってないよという研究結果が出ているそうです。

マルチタスク傾向の強い人はひとつのタスクに集中する人と比較して、関連する情報の取捨選択が苦手なうえ、タスクの切り替えもずっと下手であることが判明したのです。

別の言い方をすると、マルチタスクをやればやるほど下手になり、他のあらゆる物事と違って、訓練があだになってしまうということです。

マルチタスクはNG。科学的に解明されたマルチタスクの弊害と効果的な対策 | 未来を変えるプロジェクト by DODAより引用

以前の職場ではお客さんの応対にお店のホームページ作成や個人業績のレポートにレイアウト変更に掃除に発注と入荷の差異チェック、とにかく仕事を並行させないと終わらないような状況。
マルチタスクで進めることで仕事に追われていき、こんな状態が続くと必ず綻びが生じてミスが発生します。
そうすると上司や先輩からのお叱りが飛んで来てまた仕事が増えての繰り返し。
結局閉店後に残業したり就業時間より早く出社して倉庫にこもって作業をしたりと、1つ1つ確実に終わらせるためのシングルタスクに切り替えた結果、1日の半分以上の時間を悪い意味で仕事に費やしてしまっていました。

 

日常生活におけるマルチタスク

  • ご飯を食べながらスマホをいじる。→食べ物を噛まなくなるので満腹感を得られず太りやすかったり健康に悪い。
  • テレビを見ながら宿題をする。→マジで終わらない。
  • 徹夜で勉強→眠いのに勉強のマルチタスクで内容が入らない。
  • カフェで友達とワイワイしながら勉強→ノート取ってる人を見たことが無い。
  • カフェでドヤ顔MacBook→だいたいYouTube見てるじゃねーか!!!
  • 電話をしながら料理をする。→ドラマなんかでは包丁で手を切ってしまうなんてシーンもありますよね。
  • 電話をしながらレジでお会計。→だいたい噛み合わないし印象は悪い。
  • デートで話をしながらスマホをいじる。→話聞いてる?
  • 電車の中で読書→内容入ってる?
  • ブログを書きながらSNSを見る→Twitter楽しすぎてブログ書けない。
  • ナビを見ながらの運転→事故につながります。
  • 歩きスマホ→歩きスマホ絶対コロ すマンに狙われて足を引っ掛けられるので危険です。
  • 電話をしながら運転→犯罪です。

などなど、どれ一つ取ってもうまく行ってる印象って無いですよね?

器用と器用貧乏を履き違えた僕のマルチタスクの弊害

最近仕事で広告用の動画を作るためにAdobeのプレミアを使い始めました。
それまではiMovieでサクサクと動画を作れていたのですが、直感的に操作ができるiMovieと違い、Adobeプレミアは1つ1つのインターフェースを理解して操作を覚えないとまともに使えません。
幸い個人事業主なので自分のペースで仕事をして、動画を作りながら操作を覚えられているのですが、何日経っても作業が進まない。
そんなもどかしさを感じていたタイミングでマルチタスクの弊害を知ると、デュアルディスプレイで片方のモニターにはAdobeのサイトからチュートリアルを流しMacBook本体でプレミアを開いて作業をするというマルチタスクで返って効率が下がっていることに気がつきます。
元々集中力が無いのも加担して、チュートリアルが終わるたびにTwitterを開いてしまうのです。

おっぱいとか呟いてる場合じゃ無い

TJ

物事を同時進行でこなして終わらせることが器用な生き方だと思っていたけど、蓋を開けてみればやり残しやミスが多くただただ「器用貧乏」でしかなかったのです。

シングルタスクに切り替えると・・・?

マルチタスクの弊害に気づいてからチュートリアルは「作業の並行」ではなく「勉強」と割り切ってAdobe以外のタブを閉じ、チュートリアルの動画素材をダウンロードして作品を作りながら重要なポイントやショートカットキーをノートに書くと、1時間程の勉強で数日かかっていた操作を一気に覚えて作品を作り上げることができました。
シングルタスクに切り替えるに当たって意識したことは3つ

  1. 作業の工程を細分化する
  2. 時間配分を考える
  3. 終わらなかったら失敗した部分を切り出してノートに書き、次回から時間配分を考え直す

TJ

これとこれを同時に進めればこのくらいで終わるかな。あ、これやってなかったから急遽こっちやろう!!

といった甘い見積もりにいろんな作業を打ち込んでしまい、作業がだらだらと続き終わりません。

この作業は◯分で終わらせて次の作業はこのくらい時間を使おう。そうするとこの作業は先にやったほうがいいな・・・

TJ

など時間配分を考えることで余計な作業が見えてきたり順番の違いに気付けるのです。

余裕を持たせることが大事?

以前読んだ茂木健一郎さんの書籍、結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方
の中の一節で病院の話が書かれていました。

その病院では3つある手術室をフルに使ってカツカツに手術を行った結果、医療ミスや救急の患者対応ができなくなり、心身ともに疲弊していく医師たち。
そこで3つある手術室の1つを空けておく事で医師たちの休憩時間も増えて医療ミスが減り、救急の患者対応ができるようになった。

カツカツに作業を詰めるよりも余裕を持っておくことで仕事の効率も上がるよというお話です。

シングルタスクに切り替えた事で変わった環境。

  • ご飯中にスマホをいじらない。→ご飯が美味しく感じた。
  • ブログを書きながらSNSを見ない。→ブログを書く時間が速くなった。
  • 電話をしながらレジでお会計をしない。→店員の女の子の笑顔が可愛い。
  • カフェでドヤ顔MacBookをしない。→チャイティーラテ美味しい。
  • 電車の中で読書をしない。→この時間で本を読まなきゃ!という考えなくなって家で本を読む事で眠くならずに内容が入ってくる。
  • 歩きスマホをしない。→前を向いて歩くようになったら歩きスマホ絶対コロ すマンに足を引っ掛けられなくなった。

などなど良いことばかり。
仕事では朝1日の予定を立ててから作業に入るのですが、マルチタスクをやめて細かく時間を区切るように作業を切り替えた結果、終わらない事が当たり前の予定組みから終わらせるための予定組みに切り替わって作業効率が格段に上がりました。

全部のマルチタスクを止めることは難しいかも知れないけど、日常生活から少しずつシングルタスクに切り替えて見てはいかがでしょうか?

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