アーティストのクセに興味を持ってしまう
少し前にこんなブログを見つけました。
ポルノグラフィティ岡野昭仁は全219曲中どれだけ「ヒィイッヒィ〜〜ッ!」と叫んでいるのか調べたかんそう
もうタイトルだけでも面白くて大好物なのだけど、本当に「ヒィイッヒィ〜〜ッ!」なんて言ってるのかよと思ったらしっかりと言っててさらに笑った。
普通なら「イェ〜」
バンプなら「オ〜イェ〜アァ〜」
ピロウズなら「ァウイエ〜」
ラルクなら「ンナッハァ〜」
各アーティストの歌うクセと言うか特徴というか、そういう部分を探してみるのも音楽を聞く醍醐味だと思うので、今後ポルノグラフィティを聞くときはどこかで「ヒィイッヒィ〜〜ッ!」を求めてしまします。
自分でも探したくなって見つけた[Alexandros]
先ほどのブログを読んだ後、何気なく聞いていたのが[Alexandros]
数年前までは[Champagene]という名前で活動していたが、本場フランス・シャンペーニュ地方のワイン事業団体からの抗議により名前を[Alexandros]に変えてしまったり、海外のバンドのPVのオマージュが炎上してしまったりと何かと話題の多いバンド。
PVの最後にはカット後の模様なんかも収録されていて岡崎体育さんの「Music Video」の元ネタはほぼ[Alexandros]じゃね?と思ってしまったり。
ちなみにバンド名に[ ]がつくのはカッコつけたいということなんだとか。
骨太なロックサウンドにボーカル川上洋平さんのイケメン具合と高らかなハイトーンボイスにネイティブな英語が絡む美しい歌声が特徴で、カラオケで挑戦しては喉を潰されます。
そんな彼らのワタリドリを聞いてみてほしい
軽快なウェスタン調のリズムをうまいことJ-POPに昇華させたこの楽曲は同バンドを代表曲と言えるだろう。
しかし良く聞いてみると。
エイトビートというのはドラムの基本リズムで
「ズズダ!ズズズダ!」という拍の頭と裏でハイハットを刻み3拍目の頭にスネアドラムを叩くいたってシンプルなリズム。
エイトビートといえばピロウズ!
TJ
これがバンドとドラム庄村さんのの持ち味なんだけど、気になり出したらポルノのヒィイッヒィ〜〜ッ!よろしくエイトビートを求めてしまう自分がいます。
今回はアルバムEXIST!からエイトビートを探し出してみました。
さすがに全曲を聞く気力がなかったので今回は昨年11月に発売されたアルバムEXIT!の中でエイトビートを叩いている時間を測ってみました。
EXIST!全曲目
[Alexandros] | EXIST! | 14曲 | 56分 | 2016/11/9発売 |
---|---|---|---|---|
曲順 | 曲名 | 時間 | エイトビートの時間 | 備考 |
1 | ムーンソング | 4:20 | × | 頭の曲からタムを回してサビはまさかのサンバのリズム! |
2 | Kaijyu | 3:41 | × | 拍の頭のみにハイハットを置いて重いビートを刻んでいる |
3 | Girl A | 2:54 | × | こちらも拍頭のハイハットにスネアさばきで独特のビート |
4 | Claw | 3:18 | 1:01 | 4曲目にしてやっと出て着たエイトビート!しかし早い!! |
5 | O2 | 4:13 | × | もはやドラムのほぼいないバラード |
6 | Feel like | 2:42 | 1:53 | オサレJ-POPはAメロとサビのみエイトビート |
7 | Aoyama | 4:29 | × | 16風の休符を効かせたビートを刻んでいる |
8 | Nawe,Nawe | 4:51 | 2:43 | 正統派ロックバラードは後半が盛大になりすぎてシンプルなビートは半分程 |
9 | Buzz Off! | 4:03 | × | 裏拍でハイハットがいないのでノーカウント |
10 | クソッタレな貴様らへ | 4:54 | 0:35 | Aメロが高速8ビートだが変拍子を効かせたりメタルっぽさを出したりと展開が忙しい |
11 | Swan | 4:30 | × | 8ビート!かと思いきや跳ねている!! |
12 | I want u to love me | 4:26 | 1:49 | キメは多いけど割とシンプル |
13 | 今まで君がない多分取り戻そう | 4:29 | 2:29 | サビ・Cメロがエイトビート |
14 | NEW WALL | 4:02 | × | なにやら細かいことをしている |
全14曲56分中わずか9:01!!
いかがでしたでしょうか?ざっくりではありますが全曲のうち、エイトビートを叩いた時間は10分にも満たない9:01!
こちらのFeel likeは2番のAメロでオカズもりもりになりますが概ねシンプルなビートを刻んでいますね。
一曲丸々エイトビートを叩いているのはこの曲ぐらいですがそれだけ変化が多くて聞いていて楽しいバンドです。
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